平成28年度11月臨時会が閉会しました。
既ご報告のとおり、約136億の補正予算が成立し、速やかに予算の執行に移ります。
なぜ、臨時会を開催する必要があるのか。
「師走」や「年度末」に主に道路工事が集中します。
「また、予算消化にあわてて工事をだしてるんだろ。」と批判をいただきます。
これは、確かに、「年度内に工事を終了させたい」「予算の繰越がしずらい」という事情があったことも否めませんが、一番は、予算の成立から準備まで、特に4月から6月、7月から9月にかけて「準備が間に合わない」という事情があります。どうしても年度の後半に仕事の発注が生じてしまうのです。
「補正予算」とは「行政の都合」と、言葉は悪いのですが「シャバの事情」をすり合わせるために、次年度予定のものを「できるだけいい時期に」行えるよう配慮しているという意味合いもあるのです。29年度に計画しているものを「前倒し」で準備する。そしていい時期に「発注」する。
これを「発注時期の平準化」といいます。
というわけで12月議会の開催はもうすぐなのですが、前倒しで「臨時会」を行った。というわけです。
今期の予算は主に建設工事が大きくその予算を削られていました。今回の補正は学校の改修など、「復活」も存在しています。
その率は下げたとはいえ、県内には60%以上の建設関連に従事する方々が存在します。補正が「工事中心」というのはそういう理由であると理解いただきたいと思います。
いわゆる「民生費」、子ども、高齢者などヒト、生活に直結するものについても当然に国からメニューが示されています。その予算の獲得に向けて、また29年度予算に向けて、行政側も我々議会側も努力を継続いたします。
本日は11月23日。勤労感謝の日です。
私も久しぶりに少しゆっくりさせていただいています。
感謝感謝。