ご　挨　拶

昨年4月に2期目の再選を果たせていただき、はや1年が経過いたしました。新たとなった中原市政のもと、本当に充実した１年を送らせていただきました。まだまだ学ぶことばかりではありますが、着実に前進させていただいた年であったと思います。

また、早いもので、議員となり5年、家族ともども中野小屋に移住して10年が経過しました。今年は節目の年であることから、皆さまに感謝と御礼をお伝えさせていただく機会を設けさせていただければと準備をしておりましたが、この状況での開催は難しいと思い、ご挨拶に代えさせていただいた次第です。

2月から始まった定例会は、途中でコロナウィルス感染者が判明し、一般質問の中止という前代未聞の事態となりました。私自身も質問に立つ予定でしたが、こればかりは仕方がありません。市長、職員には感染対応を行いながらの審査を継続させていただき、何とか3月23日に令和元年度補正予算、令和2年度予算案など全議案を可決いたしました。今後、議会は一旦閉会しますが、閉会中審査という形で対応を継続いたします。

国内外にコロナ感染が拡大し続けるなか、学校の休校を皮切りに、数々のイベント等が中止、延期となりました。日々の経済活動も停滞し、夜の街も閑散とした状況が続いています。残念ながら、この視えない敵と対峙する日々の終わりは未だに見えていません。

終息がいつになるのか。我々の生活や、経済への影響は避けられませんが、必ずや、遠からずに終わりが見えるはずです。また、その先の展望はリーマンショックとは違い、比較的に描きやすいものであるはずです。とにかく、今は人命を守ることを第一に、知恵を絞り、協力し合い、何とか被害を抑え、守り繋ぐこと、我々はこれを最大限に支援することで何とかこの難局を乗り切る。微力ですが、私も中原市長をお支えするとともに、議員として全力で行動してまいる所存です。

どうか皆さまもお体には十分ご自愛ください。難局を一緒に乗り越えたうえで、美味しいお酒を酌み交わさせていただきたいと存じます。

いよいよ新年度に突入いたします。2期目、2年目もどうぞよろしくお願いいたします。

令和2年春

新潟市議会議員　　田村　要介