活動報告

8月26日 「水の都ひろしま」づくり視察レポート

投稿日 2015年8月30日

広島訪問です。

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○「水の都ひろしま」づくりの推進について

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1. 構想策定に至った経緯
広島は太田川他5本の河川によって造られたデルタ上に発展した都市であり、豊な水辺緑地、大きな干満差など個性的な水辺景観に恵まれた都市である。その特徴を活かし、観光の促進、周辺環境作りなどを目的とした「水の都ひろしま」のブランド化を行政主導で展開している。平成2年に国、県、市が協同して「水の都整備構想」を立ち上げ、平成15年に「水の都ひろしま構想」を策定。様々な形で構想を展開している。

2. 事業概要及び現状
今回は具体的な施策のうち「水辺のオープンカフェ」を中心として講義を受けた。
京橋川河川敷地専用許可基準を変更し、川辺を民間事業者によるオープンカフェなどの営利事業を展開できるようにした。タイプは地先利用型、独立店舗型の2タイプに分かれる。現在は9店舗がこの制度を利用し営業中である。

3. 事業効果(市民の反応など)及び今後の課題
今年で制度活用10年目になるが、現在は17万人/年が利用し、新たな観光スポットとして定着している。その他水辺コンサート、イルミネーション整備など環境の改善にも綱がている。平成27年度、現在の河川の対岸にも増設の予定。

4. その他特記すべき事項について
河川が趣のある公園緑地となっており、比較的に広い歩道並木が整備されており、比較的にオープンカフェとしての運用がしやすいという特徴があるが、市民の憩い空間として、観光客だけでなく市民にもおおむね好意的に定着しているものと判断します。
10年定期借地という条件で賃貸借契約を締結しており、更地での返却が前提です。これは公有地での不法占拠防止や全体的な街並みの維持形成を意図としたものであります。10年定期借地という事業者から見ると若干リスクのある出店方式でありますが、その数を増やしていることからみると、一定の集客は確保できているものと判断いたします。
オープンカフェゾーンは約1.5キロのエリアに点在しており、それぞれ特徴のあるおしゃれな建物が軒を連ねています。
新潟は大河はありますが、趣という点では残念な状況です。堀があったらなあと京都に行ったときも思いましたが、やはり自然に近い形で水辺があるということは、街並みという観点から必要なんだなあ。と痛感した次第です。

西川でオープンカフェできないかなあ。

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